北日本銀行

金融機関コード:0509   SwiftCode:KNPBJPJT

事業承継アドバイザリーサービス

事業承継とは、一般的に「現経営者から後継者へ事業を承継させること」です。事業承継を成功させるには、「人(経営)」「資産」「知的資産」をスムーズに承継させる必要があります。

事業承継の3つの構成要素

人(経営)の承継
  • 経営者の信用・人脈
  • 後継者の選定・育成
  • 経営者の引継
  • 経営者保証
  • 内部管理体制
資産の承継
  • 自社株式
  • 事業用資産(設備、不動産)
  • 資金(運転資金、借入金等)
知的財産の承継
  • 経営理念
  • 知的財産・許認可
  • 従業員の技術や技能
  • 顧客情報
  • 技術・ノウハウ

事業承継支援の流れ

事業承継は、事前準備から計画の策定・実行まで段階ごとに取り組むべきことが多くあります。北日本銀行では、これまでのノウハウおよび外部連携先等のネットワークを活かし、検討の開始から対策の実行、フォローまでをトータルサポートいたします。

ステップ1
相談/現状分析・把握
  • 会社の現状(経営課題、後継者の有無や育成状況、現経営者の考え、自社株式の評価)
  • 経営者の資産状況(相続対応、経営者退任後のプランニング)
  • 支援の方針策定(スケジュール、費用、外部専門家や顧問税理士との連携、外部連携先の選定・紹介)
ステップ2
承継の検討・準備
  • 承継形態の検討(各種承継形態をご提案しながら、お取引先さまとご相談の上、最も適切な承継手法や後継者をご選択頂きます)
  • 承継すべき経営資源やノウハウの検討・準備(後継者が承継後に経営しやすいように、事前に準備することが大切です)
  • ステークホルダー(株主や取引先、従業員等)への説明・理解(ステークホルダーの理解が十分に得られることが大切です)
ステップ3
承継計画の策定
  • 承継後経営体制やロードマップの策定
  • 事業計画や資金計画の策定
ステップ4
承継計画の実行サポート
  • 各種書類・書面の準備
  • 各種契約書類作成
  • 実行状況のフォロー・モニタリング
ステップ5
承継計画完了後の経営支援
  • 組織・社内体制整備(人事、社内規程、従業員との関係構築等)
  • 幹部社員・従業員教育(幹部社員や従業員の技術・経験・ノウハウの承継も含む)
  • 技術・取引先の承継

事業承継ニーズとその対策

何から始めればよいか分からない
まずはお気軽にご相談ください。現状を整理した上で、解決策をご一緒に検討します。
株主が分散している、把握していない株主がいる
現在の株主構成について現状を把握し、今後の資本政策やあるべき姿を検討した上で、各種手法により最適な株主構成とします。
自社株式の評価額を把握していない
自社株式の評価額の算定し、今後の事業承継対策を検討します。
親族内に後継者がいない
自社の従業員に後継者候補がいるか検討し、適切な人材が社内にいない場合は、第三者承継(「社外人材」または「M&A」)を検討するのが一般的です。
信頼できる第三者へ経営を任せたい
これまでの経営方針を整理した上で、誰にどのように承継するかを具体的に検討します。
信頼できる第三者に資本参加してほしい
資本参加する候補先としては、提携可能性のある事業会社やファンド、東京中小企業投資育成が想定されます。
後継者にどのように株式を承継させればよいか分からない
会社の現状や経営者の想いをヒアリングした上で、解決策を検討します。後継者の方にも承継の考えを聞くことも重要です。
経営者保証により後継候補が承継を悩んでいる
会社の現状を把握した上で、解決策を検討します。また、「経営者保証ガイドライン」に基づく経営者保証コーディネーターを紹介できます。
相続財産に占める自社株式の割合が高い
自社株式への対策がポイントとなります。併せて相続対策を行うことで、効果的な場合があります。

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窓口
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