人と人とのつながりのために、
新中期経営計画で誕生した新たな部署。
デジタル戦略室で融資管理、ローン、営業店事務など、ICTを用いた行内業務改革の企画検討を行っています。デジタル戦略室は、きたぎんの新たな中期経営計画における柱のひとつとして2021年1月に新設された部署で、ICTの創造的な利活用によりお客さまの利便性やサービスの向上とともに、行員が働きやすい環境を創出するための役割を担う重要なセクションです。具体的には、ある業務について、関連業務を含めて関係部署とともに現状の業務を整理「見える化」して課題を共有し、事務取扱の見直しやデジタル技術を活用することで業務の効率化を目指すものです。またICTにより営業店の業務がより簡素化・効率化することは、その先にいらっしゃるお客さまに向き合う本来の銀行員としての時間を増やすことにもつながります。
ICTでお客さまへのサービスを向上。
近年ではスマホのアプリで決済を行うことがすでに当たり前の環境となっています。その中では今後ますますお客さまの利便性向上のために、積極的なICTの導入が急務となっています。営業店をサポートする立場では、長年行ってきた事務や業務について問題提起させ、効率化・変革に向かわせる流れを作ることも大切な仕事であり、担当者と会話を重ねる中で問題や課題を明確にするよう心がけています。お客さまのニーズを汲み取りサービスを提供する際、専門性の高い分野だと時間を要してしまうのが今の営業手法だとすれば、年齢・性別・地域などのデータに基づいたデータマーケティングを対面営業に取り入れ、ICTを活用して専門分野の行員とのリモート面談など、スピード感のある対面営業を確立していきたいと考えています。
ONE DAY SCHEDULE
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8:40出勤
他行の取り組み状況など情報収集。
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9:00検討
システム企画について詳細に検討。
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12:00昼食
自席で愛妻弁当に舌鼓。午後への英気を養う。
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13:00打合せ
ICT企業と具体的な仕様に関して打合せ。
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15:00情報交換
他部署と情報交換を含めた打合せ。
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17:30退勤
システム企画・検討を済ませたのち帰宅。
銀行の基本は「人と人」のつながり。
昨今、AIの発展により一部では「将来銀行員はいらなくなる」と言われることもありますが、実際にそのようなことはなく、むしろAIやデータといったデジタルを活用することで、よりお客さまの嗜好にあった提案ができる営業スタイルにシフトしていく、言わば大きな好機を迎えているというのが実感です。大切なのは、そのすべては「お客さまのために」集約していくということ。現在、日々の仕事の目の前にお客さまはいらっしゃいませんが、営業店勤務時代に多くのお客さまと育んだ信頼関係がモチベーションを高め、また精神的に支えてくれています。「人と人」というアナログな関係をより良好かつ親密に構築するためのICTで、営業店支援を通じ今後も地元のお客さまや地域の発展のために貢献していきたいと決意しています。
Q&A
- “きたぎん” のここが好き
- 石塚頭取をはじめ、企業全体として時代とともに変化していこうという組織風土です。
- いわてへの想い
- 自然豊かで食べ物が美味しい環境で働けるのは素晴らしいと思います。
- 学生へメッセージ
- 漠然と「銀行」や「IT企業」に就きたいではなく、自身が社会に出たら「どう在りたいか」を自問自答し、信念をもって就職活動に挑むことが大切で、『就職する前』のイメージと『就職した後』の現実のGapは必ずあります。それを各企業の人事担当者やOB・OG訪問で埋めていくことも重要だと思いますし、人の出会いを大切にしてください。